ROLEX Info of the Week
今ロレ
今週のロレックス情報
今週のロレックス情報 デイトナ新旧モデル比較
昨年2023年、デイトナの全機種フルモデルチェンジが行われた。今回は話題沸騰中のデイトナの中でもステンレスモデルの新旧モデル比較を実施。細部の仕様変更などを徹底チェック!!
新旧モデル比較
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Ref.126500LN |
Ref.116500LN |
新型 |
旧型 |
新旧モデルを並べると、ダイヤルやベゼルの仕様変更が一目瞭然。早速、旧モデルと比較しながらリニューアルポイントを見てみよう。
ダイヤル
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新型 ホワイトダイヤル |
旧型 ホワイトダイヤル |
新旧モデルともにラッカー仕上げのホワイトダイヤルを採用。新型はインデックスがシャープな形状になり、インダイヤル枠も細くなっている。また、6時位置のSWISS MADEの間に追加された王冠マークは、近年の文字盤の共通の仕様である。
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新型 ブラックダイヤル |
旧型 ブラックダイヤル |
旧型同様、ラッカー仕上げが施された黒文字盤。白文字盤と同じく、インデックスとインダイヤル枠は細身になっているが、インダイヤル枠は旧型の溝が刻まれたデザインからフラットなデザインへ変更された。
※白文字盤のインダイヤル枠には旧型同様、溝が刻まれている。
ベゼル
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新型 |
旧型 |
デイトナを象徴するタキメーターベゼルは、旧型と同じセラミック製モノブロックセラクロムベゼルだが、新型ではエッジ部分にケースと同素材の枠が設けられ、往年の名機を彷彿とさせるデザインがさらに進化した。
ミドルケース
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新型 |
旧型 |
違いは無いように見えるが、横から注視するとラグが旧型のプラチナや金無垢モデルで採用されていたエッジのある形状に変わっている。この変更により、デイトナは素材問わず全てこちらの形状に統一された。
バックケース
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新型 |
旧型 |
新型の裏ブタはフルーテッド(ギザギザの溝)が刻まれた部分の直径が大きくなっているのが分かる。ちなみに、新型のプラチナモデルにはスポーツロレックス初となるシースルーバックが採用されており、ムーブメントの動きを見ることができる。
ブレスレット
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新型 |
旧型 |
ブレスレットに関しては特筆すべき変更点は見受けられない。新旧モデルともにオイスタースチール製で、センターリンクにはポリッシュ、サイドリンクにはサテン仕上げが施されており、エッジ部分はポリッシュ仕上げになっている。
バックル
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新型 |
旧型 |
こちらもブレスレット同様、特筆すべき変更点は見られない。セーフティキャッチ付のオイスターロッククラスプには、約5mmの微調整が行えるイージーリンクを搭載。
ムーブメント
今回はムーブメントの撮影はできなかったが、ロレックス初の完全自社製クロノグラフ・キャリバー4130から新世代キャリバー4131へ進化。特許技術であるクロナジー脱進機やブルーパラクロム製ヒゲゼンマイ、パラフレックス耐震装置を採用して高い耐磁性と耐衝撃性を実現しており、ブリッジにはロレックスが再解釈したコート・ド・ジュネーブ装飾が施されている。
まとめ
誕生60周年となる2023年にシリーズが一新したデイトナ。デザイン面では細部のブラッシュアップによってプラベゼルを備えた手巻きモデルを彷彿とさせる外観が進化し、実用面でもロレックスの先端技術を投入した新世代キャリバーの搭載によって利便性が向上。デイトナはひとつの完成型に達した。
現在(2024年1月末)の市場流通に関しては、新型はまだまだ流通量が少ない状況で、旧型はまだ新品の流通はあるが今後は減少傾向になるのは必至。購入については、新型はもう少し様子を見ても良さそうだが、旧型は早めに決断したほうが良いだろう。
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